新緑がまぶしい季節となりました(*^^*)
過ごしやすい良い時期ですね。
ゾウさんたちが食べる食べ物にも変化が。
美味しい季節でもあるようです(*^^*)
あともう少しで結希君の4歳のお誕生日♡(=市原の田んぼ、田植え終わりました。笑)
初めて来られた方なのか、お客様がゾウ使いさんに、りり香と結希は何歳ですか?と質問されていて、りり香の方が年上で驚いていらっしゃいました。(笑)
結希君の方が体が大きい(=背が高い)から、でしょうかね。
それでも食欲はやっぱり・・・りり香の方があるような。。。
しかし、わたくし・・・この2頭になかなか食べ物をあげることができません(汗)
バナナとニンジンの入ったバケツを買って行くと、既に他のお客様が沢山いらっしゃるということもありますが、「私=食べ物をくれる人」という認識があまりナイみたいな。。。(笑)
私も普段は粘らず、他のお客様からもらえるなら、沢山いただいて下さい(笑)と他のゾウさんのところへ行ってしまうのですが、今回はしばらく待ってみて“なんとか”あげることができました。
でもなーんか・・・大人のゾウさんのような(食べ物に対する)欲みたいなものがまだまだ感じられません(不思議)
生後半年~1歳くらいまでの「ミルク」は鳴くほど(笑)欲しがるのに。(笑)
ガツガツされるのはそれはそれで大変なのですが(苦笑)、そんなに感じられないとそれはそれでまた気になるものですね。
食欲も行動もどちらかといえば控えめに見える結希君ですが・・・とっても愛情深いゾウさんのように感じることがここ1年くらいでよくあります(*^^*)
国内の飼育員さんには特に?不人気の「“オス”のゾウさん」・・・。
オスのゾウさんにはマストと呼ばれる特別な現象があるから、でしょうね。
その期間は個体差にもよりますが、数週間~数カ月続くようで、理由、原因は未だはっきりしたことは分かっていないようですが、この時期の男性ホルモンであるテストホルモンは通常の数十倍の値の変化が認められているようです。
マスト期にみられる行動としては・・・
①側頭腺が腫脹して側頭腺液が分泌される。(人間でいうこめかみ辺りから液が流れ落ちる)
②頻尿になる
③攻撃行動をとるようになる
④食欲不振
のようです。
①と②は飼育員さんでなくても、放飼場に出ていればお客様でも確認することはできます。
オスのゾウさんが少ないということもあって、私はあまり見たことはありませんが・・・というか、市原ぞうの国のテリーは、鎖に繋がれてお客様側まで来れなくなっている時等はあり、それがそういったタイミングなのかも、しれませんが、先ほどの4つの行動のどれも見られたことがありません。(①はあったかも、ですが、記憶にありません。笑)、愛知県の「のんほいパーク」のダーナ(マーラちゃんとラージャ元気君のお父さん)では②の頻尿を見たことは何度かあります。
言われている程・・・そんなに狂暴になるんでしょうか。。。(疑問)
「マスト」はペルシャ語のmastに由来し「陶酔」という意味があるようです。
私がゾウ友から聞く話では、「陶酔」という言葉の方が日本のイメージよりしっくりきます。(笑)
それはマスト期が終わってもマスト期のように振る舞うゾウさんがいるみたいなのです。(笑)
マスト期にはお仕事をせず、森で過ごすこともあるようで、攻撃的な態度ということではなく、その生活・環境が、また普段の自分と違うことを楽しんでいるような感じなのです。(笑)
これも個体差なんでしょうかね。
生まれ育った環境によるものなのか。。。
オスにはオスの、愛情深い魅力的な面があります。
今までは外国からゾウさんを連れてこれば良いだけだったので、繁殖のため、とオスの数を制限できましたが、国内で出産できるペアが何組が出てきていますから、これから男の子が増える可能性もあります。
オスにとっても安心して快適に過ごせる環境になると良いですね(*^^*)。
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