☆光り輝く島☆ SriLanka スリランカに行ってきました。

約3年程前から、ゾウさんの虜になり・・・ゾウさんが沢山いるスリランカに行ってみたいと思っていました。

その頃からタイミングを計っていましたが・・・ずるずると時間が経ち・・・先月突然、とんとん拍子に?行くことが決まりました!

(ゾウさん旅行4カ国目!?)
行くまでに一カ月もないギリギリで決まったのですが(苦笑)ネットから情報を収集すると・・・意外と情報が少ないことにビックリ!ゾウさんを中心に検索していたこともあるかもしれませんが、1983年から2009年までスリランカ北部から東部にかけて内戦があったからかもしれません。

今年3月にスリランカのマヒンダ・ラージャパクサ大統領が来日しましたが・・・これも個人的に不思議なほどニュースで取り上げらていないように感じました。
この来日の理由の1つに、国交樹立60周年を迎えたことにより、記念として多摩動物公園に2頭のゾウ(アマラとヴィドゥラ)が贈られることになったこともあります。

国交樹立60周年を迎えるにもかかわらず・・・スリランカについて・・・よく知りませんでした。
早速ゾウさんについてのあれこれ書きたいところですが、最初はスリランカについて・・・私の知った(少ない)情報を少し書きたいと思います。

SriLanka→Sri(光り輝く)Lanka(島)でスリランカ

(マウント・ラヴィニアにて)
小さな国で、北海道より一回り小さい(同じくらいという説もあり)大きさです。

国民の約7割が仏教徒で、普段の生活でも仏教は密接しているようです。

(ダンブッラ石窟寺院)
毎月満月の日に”満月祭”「ポヤ・デー」というお祭りがあるようです。このポヤ・デーの日は「お休み」というお店もあるので、ご注意ください。

こちらは・・・キャンディという町にある「仏歯寺」です。
とっても有名な場所で、日本人観光客も多く訪れている場所です。行く前に私も「仏への礼拝」“プージャー”が1日3回あり、是非行ってみて!と言われたのですが・・・時間がなくて入口の撮影だけです。(苦笑)
でも、この撮影をする直前!地元の方で仕事に行く前の男性がここの前を通り過ぎる時、目をつぶって手を合わせていました。
毎日中に入って参拝することも大事なのでしょうが、こういった方も好きです。(笑)
きっと休日等は中に入っているのだと思いますが、普段入れなくても入口の前で手を合わせる。なんて表現したら良いのかわかりませんが、このとっても自然な動作が「いつも想いがある」感じが伝わってきてなんかすごく素敵なものを見た感じがありました。
その様子を見ていたら・・・その男性と目が合って・・・お互いニコッ。(笑)
でも、行かれたら是非入って見て下さいね!(笑)
スリランカ人は無料ですが、観光客は1000スリランカルピー(約750円くらい?)です。

なんとなく宗教の話はタブーな感じがして、普段「あなたの宗教は?」なんて会話はありませんが、スリランカ人は普通に聞いてきます。(笑)日本人とわかって、「日本人=同じ仏教徒」と思っているからかもしれませんが・・・。

有名な場所をご紹介すると・・・他の方のブログで確認された方が良い(わかりやすくご紹介されています。笑)ということで・・・ちょっと違う路線で。
1年を通して暖かい気候の国ということで、フルーツが沢山屋台で売られています。
1番多くみたフルーツが・・・こちら

ランブータン。バスに乗っている時に隣の男性がめっちゃ食べてて(笑)見ると、ライチみたいでした。後に現地の方に聞いてもそう言っていました。
殻はふつうに窓からポイです。(苦笑)
屋台のフルーツはお腹を壊す、という噂もありますが(笑)基本的に現地の方が普段食べる物を食べたい私は、フルーツ以外でもお腹を壊すことはありませんでした。(強!)笑。
でも、お腹に自信がある方も、ない方も十分気を付けて下さい。(笑)

観光スポットとして有名な場所以外で日本人はもちろん、外国人観光客に会うことはほとんどありませんでした。
皆さん・・・ツアー会社に予約をして運転手(ガイド)付車をチャーターしているからだと思います。
鉄道もありますし、バスは主要都市を繋ぐ路線では頻繁に出ていますが、短い時間で効率よく回るにはチャーターした方が良いです。騙されることも無くなるとは思いますが、現地の方々との接触も無くなると思いますが・・・。
私も時間を短縮するため1日だけその方法をとりましたが、基本的にバスと電車(+トゥクトゥク)を使いました。
バスには、運転手と運賃を徴収&行き先を叫ぶ人が乗っています。
親日家が多いからか、日本人だから?か、私と運転手さんの会話(降りたい場所)を聞いていて、近くなると、次だよ!とか、降り損ねたら(笑)、先に降りた人が私の窓の下まで来て、目的地はここだよ!降りな!と教えてくれる程。(笑)
でも、最後も最後、空港に向かう時に、空港までの1個手前のバス停?でトゥクトゥクの運転手らしき人たち数名が「ここが空港だよ!」と降ろそうとしてきました。(笑)運転手に事実を確認すると、「違う」とは言うものの、ここが空港だと言い張る人たちに「嘘言ってんじゃねーよ!」みたいなことは全く言いません!!(驚)

バスによって様々ですが、TVのついているバス。そのTVにはMVが流れているのですが、歌詞の内容まで分からないのですが、そのMVの内容がコテコテで観ていてとても楽しめます。
そして、1番面白かったこのMV。角度によっては“普通の”エアコンまで映ってしまうぐらい、“普通の”レコーディングの様子をそのままMVにしていました。(爆笑)超節約型MVです。(爆笑)
スタジオ内から一切出ません。。。
もしかしたら・・・これだけ超国民的大スターで、レコーディングの時からリアルタイムに新曲を披露している・・・のかも・・・しれません。(たぶん違う。笑)

【スリランカ人と話す時、知っておく・やっておくと便利なこと】
●おしん(ドラマ)を見る。(爆笑)
(※他の方のブログで聞かれた、と見てまさか~と疑っていましたが(笑)、普通に聞かれます。(笑)約10年程前にスリランカで放送されたようで、知らない人はいないようです。知らない、と答えると、本当に日本人か?中国人だろ!?と疑われるほど。(爆笑)内容を聞くと・・・第二次世界大戦前後の?おしんの一生の話だそうです。笑いあり、涙あり、で、おしんの最初についた仕事は魚屋だそうです。(爆笑)おしんは高倉さん?と結婚したみたいです。(爆笑)誰か・・・日本の最新の良いドラマをスリランカで放送して下さい。笑)
●日本の首相の名前(その1つ前くらいまで知っておくとより◎笑)
●「キン!」とは「キング」と言っているらしく、意味は天皇を指します。(笑)
●天皇の家族構成もある程度知っているとより◎
●自分の家族構成と、日本でどんな仕事をしているのか、英語で簡単に説明できるようにしておく。
(※日本のどこに住んでいるのか、仕事はどんなことをしているのか、会話をするほぼ全員に聞かれる勢いなので、途中から、自分のプロフィールを書いたボードでも首からさげていたくなるくらい。笑)
●女性であろうが、これまた会う人皆に聞かれるのも年齢です。(笑)たまに「僕はいくつに見える?」という面倒な聞き返しがあります。(笑)
スリランカ人の25歳以下くらいまでは、細くてスラッと背の高い、目のクリクリしていてカッコ良い男性が多いですが、なぜか20代後半?30歳前後からは、どうして?と聞きたくなくるくらい真っすぐにお腹が突出し、顔が老けます。(爆笑)45歳に見える人が実は35歳だったり・・・。聞かれたらイメージよりだいぶ低く(幼く)言いましょう。(笑)

(野良犬がとにかく多い!浜辺でも・・・)
実は・・・数少ない情報から・・・ちょっと行くこと躊躇う?不安になる情報も多く・・・行くまでずっと楽しみにしていたわけではありませんでした。
スリランカの人々はそれほど裕福な方が多いわけではないので、旅行客を狙った詐欺?みたいのが多かったのです。
しかし・・・実際は、親日家がとても多く、親切にしてもらいました(*^^*)

もちろん、全くないわけではないと思いますので、行かれる時には気を付けて下さい。(苦笑)

内戦が終わり・・・ほとんど足の踏み込めなかった北部・東部をリゾート地とするため、現在建設ラッシュのようです。これから観光客もどんどん増えていくでしょう・・・。
小さい国、スリランカに野生のゾウさんは約3000頭いると聞いています。
タイでは約5000頭。広さから考えても多くの野生のゾウさんがいるスリランカ・・・。この開発で自然豊かな地が失われないと良いな。と思います。。。

親日家が多いこと、親切にしてくれる理由?としては、日本の国からの援助があること、津波の支援も早かったことにとても感謝してくれていることでしょうか。また多くの方がスリランカと日本は友好国であることを知っています。

実は私がスリランカにいる間・・・TBS(TV)の番組、「世界ふしぎ発見!」で75分間スリランカスペシャルがありました。(行く前に観たかった~。)そこでどうしてスリランカと日本が友好関係となったのか。今の日本がある理由の1つとなる、初代スリランカ大統領(ジュニウス・リチャード・ジャヤワルダナ氏)のお話が印象に残りましたので、書いておきます。

第二次大戦が終わり、敗戦国日本の処遇を決めるサンフランシスコ講和会議(1951年9月)が開かれ、スリランカ代表として若い大臣で、後に初代大統領となるジャヤワルダナ氏が参加されたようです。

敗戦国日本は多くの国から莫大な賠償を求められ、日本領土の分割案(ソ連統治・アメリカ統治・イギリス統治・中国統治)まで出されていました。日本にとって厳しい状況の中、セイロン代表として演壇に上がったのが、ジャヤワルダナ氏でした。

会議では被害を受けた国々は、激しく日本を非難していました。
その時の彼の演説は、ブッダの教えを用いたもので「憎しみを憎しみでは解決できない」というものでした。
彼の言葉で多くの国の気持ちが変わったようです。
(※その時演説した時の原稿がコロンボの【J.Rジャヤワルダナ資料館】に残っているようです。)

{原稿の抜粋}
日本とスリランカは1000年を越えて仏教の教義を共有している。ブッダは「憎しみは憎むことによって消えず、愛することによって無くなる」と言っている。我々ももう憎しみを忘れようではないか。と。

そしてアジアの将来にとって、独立した自由な日本が必要である、と主張。賠償請求もしない。というものでした。

会議は日本の戦後復興を援助する方向に決まりました。会議に出席していた時の総理大臣、吉田茂(1878-1967)は、その演説に深く感銘し、感激したそうです。

その後も日本との友好関係に尽力したジャヤワルダナ氏。1996年11月1日没 享年90歳でこの世を去りました。彼は自分が死んだら、角膜の1つをスリランカの患者さんへ、もう1つを日本の方へ移植して欲しいという遺書を残していました。その遺志の通り、彼の角膜は、群馬県に住む女性へと移植されました。それは、2つの国の未来を見つめ続けていたい、という願いからだったようです。

知らずに行くのと、知ってから行くのとでは、だいぶ気持ちに差がある内容に感じます。
行く前に知りたかった~・・・。

どちらにしても・・・体は帰国していますが・・・気持ちはまだスリランカに・・・(爆笑)いつ帰国できるでしょうか??

次からは・・・スリランカ情報をいれつつ・・・アヌラちゃん、アマラちゃん、コサラくん、ヴィドゥラくんそっくりな(笑)スリランカゾウさんが沢山できます!
それぞれのお母さんたちにも会いました(*^^*)
・・・そして、新情報も!



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