市原ぞうの国 2017年8月 ゆめ花

先日ゆめ花は人間にも分かる「声を出して」催促することが出来る、と動画付でご紹介しました。
ゾウさんたちのコミュニケーションツールである低周波音は人間には聞こえないですし、声が出せるように小さいときにゾウ使いさんに教えてもらっていますから、「早くちょうだい!」「はい、次!」(笑)と声が出せれば鼻を伸ばしているだけ、よりはるかに貰える確率が高くなると学習してしまったようです。(苦笑)

私も「ゆめ花用」にバケツを買うことも増え、まんまとゆめ花の思惑に乗せられているのですが・・・それでもなるべく鳴かさないようにしています。
ただ試すような行動をとらない、時に無視、鳴くような隙を与えない、程度なものですけど。
それが、先日、催促されないように(=気づかれずに)テリーとマミーの様子を見たいとソーッと近づいて屋根のあるベンチが置かれている場所の上にあがる階段の下で2頭の様子を見ていた時、ゆめ花が鳴いたので、食べ物を貰っているのかな?と振り返ると、ゆめ花がこちらを見て、私に催促していたんです。(感涙)
距離があって、「背中に」人間にも分かる鳴き方で声をかけられたのは初めてでした。
ゾウさんを前にすると、間を隔てる柵の内側はどちらなのか分からなくなることが多いです。
そう意識する、ということは、私が内側にいるような感覚に陥ることがあるのだと思います。(笑)
それが初めて逆に感じられた瞬間でした。
健気で・・・愛おしいですね。。。
幼い時にゾウ使いさんから教えてもらっていないと、大人になってから声を出せるようなゾウさんはほとんどいないと思います。
それでも、「この人はくれる」(笑)と思っている人には、声が出せなくても、背中にテレパシー?念?(笑)を送り続けているゾウさんがいるかも、しれません。。。


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