今年のGWはマミーとマミーの赤ちゃん、ソラ君一色でした。
2016年4月29日の朝、ぞうの国のfacebookでマミーに陣痛がきたお知らせを読んで、「あぁもう少しでやっと赤ちゃんに会えるんだ(*^^*)」と、とても楽しみにしていました。
また、その時一緒に掲載されたマミーが、それはそれは美しくて・・・。
赤ちゃん誕生への興奮からそう見えたのかもしれませんが、普段お仕事していたり、食事をしていたり、バナナやニンジンを貰う様子とは違い、このタイミングでしか見られないような表情・姿に、改めて「ゾウさんってホントに美しいな・・・」と感じた瞬間でもありました。
それから、確認していない時がないんじゃないか?と思うくらいfacebookばかり確認するように・・・。
早く赤ちゃんが見たくて、楽しみに「まだかな?(*^^*)」と待っている時から、不安のように「まだなの?(心配)」に変わりました。
数年前、ゾウ友のタイに住む愛するゾウさんが第二子(名前はジャパン)を出産した時のことが頭をよぎります。
タイから実況生中継?のように、陣痛がきた!⇒今産道を通過中!と連絡がくるのですが、その間隔がとても長く、妊娠期間が約2年と長いですし、赤ちゃんでも100キロ前後の体重で産まれてきますから、そんな簡単でもないのかな・・・と思っていたのですが、その時も死産でした。
ゾウさんは帝王切開による出産ができません。
促進剤も打てるのか打てないのかは不明ですが、たとえ打てたとしてもタイミングや量の関係もあり、母体にかなり負担がかかる可能性も高いと素人ながら想像しています。
数日間に及ぶ陣痛と出産・・・痛くて苦しい中、マミーにしか分からない変化も感じていたと思います。
マミー、よく頑張りましたね。
マミーにも何かあってもおかしくなかった状況です。
ソラ君が生かしてくれたマミーが、今までより更に、もっともっと愛おしく感じます・・・。
ゆめ花(か)やりり香(か)、結希(ゆうき)君に、アーシャー、他のゾウさんでも今回のような出来事を経験しているゾウさんは多くないと思います。
ぞうの国にいるゾウさんたちも、今どんな気持ちでいるのかな・・・とても心配です。
それでもマミーが、愛情の持って行き場がなく、寂しくならないように、担当ゾウ使いさんを中心に、仲間のゾウさんたちがずっと一緒にいて受け止め続けてくれていたらと望んでしまいます。
数か月後にはアーシャーの出産を控え、以前から願っていた通り、無事に出産して自然哺育が成功した場合には尚更です。。。
そして・・・ソラ君の眠る場所は、園内になったようです・・・。マミー、良かったですね・・・。
本当はマミーの行動範囲内であったら、と願っていましたが、それはなかなか難しいでしょうから。。。
マミーの近くで(匂いも感じられる)、また開園前、閉園後、休園日などマミーが連れて行ってもらいやすい場所で安心しました。
ゾウさんは決して忘れません。
今回の出来事による喪失感や寂しさ、悲しみ、私には想像もできないような何かが一生癒えることはないのかもしれません。。。
結局なにもしてあげられないのですが・・・出来るだけマミーの気持ちに寄り添いたいですね。。。
一言も・・・サヨナラも言えず、姿も一瞬も見ていません。「実はマミーは想像妊娠だったんだ」と言われても、反論できる根拠も証拠も何もないほど私はマミーにもソラ君にも近いわけではありませんでした。
それでもこの悲しみは・・・マミーから、またお腹の中にソラ君が確かに存在していて「何か」を感じられていたからなのかな・・・と矛盾していますが、今は悲しくなるほど、ソラ君の存在を感じられていたことに嬉しくも思っています。
長くて待てないくらい、妊娠が分かってから誕生まで、いつも楽しみで幸せな気持ちでした。感謝ですね。
ソラ君・・・。
ソラ君がママ(マミー)のお腹で成長を始めた頃、偶然目の前にママのお腹が来て、少しお辞儀したら頭がママのお腹につきそうなくらいの近さで、大きくて厚い皮膚に覆われたお腹に触って、一番近くで話しかけることもできた絶好のチャンスだったのに、なぜかとても神秘的なものを、そして触ったら壊れそうな程の繊細さを感じて何も出来なかったのを中から気づいていたかな?
その後凄く後悔したけど、どうして出来なかったのか、今でもホントに不思議です。。。
それ以外でも普段過ごすママのお部屋は少し距離があって、ソラ君の近くで話しかけることは難しかったけど・・・成長を記録(撮影)する時は特に、いつもママを通じて楽しみに待っていたことが伝わっていたら良いな・・・。
ただ・・・ホントに会いたかったよ・・・。
ママはいつまでも忘れないから、「いつも」になってしまうのかもしれないけど・・・ママがソラ君を恋しく思う時はいつでもママのそばにきて慰めてあげてね。
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