市原ぞうの国 2016年10月 アーシャーとマミー

アーシャーの赤ちゃん、元気くん(仮名)が誕生してから・・・ぞうの国に行ってきました。
元気君の公開予定はまだ未定で、会うことはできませんでしたが、産後のアーシャーは窓越しに見ることはできました。

私が行った時には、窓から見える正面の右側にマミーが、左側にアーシャーがいました。
市原ぞうの国のfacebookによると、アーシャーの左隣り(別檻)に元気君がいるようですね。
アーシャーは私が見た時と同じ場所で出産したのではないかな、と想像していたのですが、元気君がいるところは坂道を登らないと上がれない場所です。
アーシャーが移動したのか、元気君がゾウ使いさんに支えられながら移動したのか・・・。
素人目からすると、アーシャーの変化は出産前後であまり感じられませんでした。
それでも元気君もいますし、ゾウ使いさん、各園の飼育員さん、関係者、スタッフの方々の出入りが沢山あるでしょうから、普段と環境は違うと思いますが・・・。
それでも興奮状態などではなく、変化を感じないくらいの状態で安心しました。
(アーシャー)

右隣りにいたマミーですが・・・マミーは活動的でしたね。
足は鎖で繋がれている状態なのですが、食事の時以外はアーシャーや元気君の方に向かうように体を前後に動かしたり、常に体はそちらの方向をむいていました。
マミー側の窓には結露で・・・(苦笑)更に見えにくい画像となっておりますが・・・マミーです。

これは、窓に私の存在を認識した時です。
すると・・・

鎖で繋がれている足を浮かしてまで鼻を伸ばしてバナナとニンジンの催促です。(笑)
もちろん、それだけの意味でなく、親子として、元気君のためにも、という意味が前提だと思いますが、きっと、これから国内のアジアゾウの個体数を増やしていくためにも、アーシャーの自然哺育は成功してもらいたいところなのだと思います。
それでも、成功しなかったら・・・私はマミーが育児をするんじゃないか。マミーが希望したらさせてあげて欲しいな、とどこかで少し思っているところもあります。。。
私の想像では、元気君が筋力が弱く誕生したことで、アーシャーからの直接授乳させるための挑戦ができず、体力がある程度回復してから、と見合わせているのだと思いますが・・・。。。
ゾウさんの舌は、意外と食べ物の味をなどを判断するだけでなく、色んな役割があるような気がしています。
人間の赤ちゃんでも、なんでも口に入れて認識したり、母親の抱っこする腕を舐めたりして安心感を得るのと同じものが、ゾウさんにもあるんじゃないかな、と思っています。
また、そうした行動は人間の場合は赤ちゃんだけのような気がしますが、ゾウさんに限っては、いくつになっても舌から安心感を得たり、記憶していくのでは、とも。。。
今、元気君が舌で感じられるものが、アーシャーや仲間のゾウさんたちでないことが少し残念です。

また、ここ最近急激に寒くなってきました。肌と肌で伝わるぬくもりも欲しいですね・・・。

挑戦するまで、として代理母をたてたとしても、挑戦する時、成功した後に離されてしまうのでは、代理のゾウさんもかわいそうです・・・。
元気君が1日でも早く、アーシャーから直接母乳が飲めるようになると良いですね。。。


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