市原ぞうの国にいる「ようこ」さんです。
今年45歳のメスのゾウさんです。

美象さんの内の1頭です。
他のゾウさんに比べ、とても鼻が長く、自分で意識してないと普通に地面を引きずります。(苦笑)
痛くなければ良いのですが・・・人間の体ではどの部分でも地面を引きずれば強い力が働いていなくてもすぐ痛くなるので、いくら皮膚が厚いといはいえ・・・心配してしまいます・・・。
新潟県にある動物園の閉園をきっかけに哲夢さんに連れてきてもらったようこ。
新潟の動物園ではほぼ足に鎖をつけられた状態で生活していたようです。その環境で心を閉ざしてしまったのでしょう・・・。初めは哲夢さんにも心を開かなかったようですが、哲夢さんのタイ語での指示に反応を示し、市原ぞうの国にようこと一緒に帰る決意をしたようです。(記憶が定かではないので、事実と異なるところもあるかもしれません・・・)
ぞうの国に来てからもすぐには馴染めなかったようですが、ゾウさんたちのリーダーでもあり母親のような存在のミッキーが少しずつようこの心を開いていったようです。
この写真は2011年に撮った写真です。
この時腰辺りに切り傷があり、心配で気になります。どうしてだろう?と。
その傷が気にならなくなると、ゾウ使いさんに足にワセリン状のものを塗ってもらっていました。
それからゾウさんショーにも参加しなくなる時が時々あり、おそらく年齢も年齢なので、特に病気とか怪我ではないのだろうと思いますが、ようこに聞くわけにもいかないので、分からず不安です。
ゾウさんショーでは、サッカー(PK戦)があります。
キーパーはこのようこです。
注目はミニスターの迫力あるシュートなのですが、この時はようこが気になります。。。(笑)
私がゾウさんショーを見るようになったはほんと、去年からです。1年強ですね。
初めて見た時、ミニスターのシュート以外は特に驚くところはありません。ミニスター以外は普通のシュート。。。いや、ゾウさんの体型から考えると、むしろ少し弱いように感じるくらいで、タイミングが合えばシュートが決まるような確率ですし、ようこもシュートされるタイミングに合わせきれずにブロックすることもありません。これが「普通」だと思っていました。
が、いつぐらいからでしょうか・・・。少しずつキーパーのようこがボールに触れる機会が多くなってきました。反応が早くなり、またそのペースで動くからシュートをきめられても足に当たるようになったのです。
ようこの上達に気づき始めた時から、次はもっと上手になってるのかな?と気になり始め、楽しみになりました。
今、ようこはかなり高い確率でブロックします。キーパーがとてもうまくなっています!
園内で一番年は上のようこ、人間は40代から何かを上達させていくことって少ない気がします。身体的能力もあるのでしょうが、まず、心が体を動かそうと思いませんから。(苦笑)
もしかしたら読む方によって、見解や想いにズレが生じるかもしれませんが・・・。私が嬉しく思ったこと。。。ようこがゾウさんショーをお休みする時を初めてみた時のことです。ゾウ舎は山の上、ゾウさんショー広場は少し下ったところにあります。時間になるとお客さんを安全な場所に誘導する放送が流れ、ゾウ舎からゾウ使いさんが乗ったゾウさんが一列になって園内を行進し、ゾウさんショー広場へ向かいます。これもぞうの国でお客様に感動を与える1つで有名なものです。そして、私がゾウ舎付近でゾウさんを見ていると、ショーの時間が近づき、ゾウ使いさんたちが現れました。自分の担当するゾウさんのところまで行き、乗ると、出口に向かい、しばらく待機です。その時、その待機場所にようこの姿はなく、まだゾウ舎前の柵の中に1頭でいます。ようこのゾウ使いさんらしき人も見当たりません。その時ようこはジッと待機場所を見つめています。時間になり、他のゾウさんが次々と広場へ向かい始めました。時々柵に体当たりでもするかのような動きをみせながらゾウさんたちの背中を見えなくなるまで見ていました。「どうして私はショーに行けないの?」「どうして私のゾウ使いさんは来ないの?」と寂しく思っているように私は感じました。ですが、それと同時にもしかしたら、今ようこはここでの生活に幸せを感じてるのかもしれないと思えたので嬉しかったのです。表現が下手で・・・一見繋がらないような感じもするかもしれませんが、極端にいうとそれらは=(イコール)として私には伝わってきました。エゴでないことを祈ります・・・。 もしかしたら・・・ようこは老後も楽園で一頭のんびり、ではなく最後までぞうの国で仲間と一緒にいたい、と思っているかも・・・。
でも、面白いのは、他のゾウさんのシュートに変化が見られないところ。むしろだからようこの上達が際立ったのかもしれませんが。こういったところにもゾウさんの個性があるのでしょうか・・・。
体だけでなく、また年齢に関係なく成長し続けるようこを尊敬しています。
(年齢を気にしているのは人間だけかもしれませんね・・・)
もしかしたら読む方によって、見解や想いにズレが生じるかもしれませんが・・・。私が嬉しく思ったこと。。。ようこがゾウさんショーをお休みする時を初めてみた時のことです。ゾウ舎は山の上、ゾウさんショー広場は少し下ったところにあります。時間になるとお客さんを安全な場所に誘導する放送が流れ、ゾウ舎からゾウ使いさんが乗ったゾウさんが一列になって園内を行進し、ゾウさんショー広場へ向かいます。これもぞうの国でお客様に感動を与える1つで有名なものです。そして、私がゾウ舎付近でゾウさんを見ていると、ショーの時間が近づき、ゾウ使いさんたちが現れました。自分の担当するゾウさんのところまで行き、乗ると、出口に向かい、しばらく待機です。その時、その待機場所にようこの姿はなく、まだゾウ舎前の柵の中に1頭でいます。ようこのゾウ使いさんらしき人も見当たりません。その時ようこはジッと待機場所を見つめています。時間になり、他のゾウさんが次々と広場へ向かい始めました。時々柵に体当たりでもするかのような動きをみせながらゾウさんたちの背中を見えなくなるまで見ていました。「どうして私はショーに行けないの?」「どうして私のゾウ使いさんは来ないの?」と寂しく思っているように私は感じました。ですが、それと同時にもしかしたら、今ようこはここでの生活に幸せを感じてるのかもしれないと思えたので嬉しかったのです。表現が下手で・・・一見繋がらないような感じもするかもしれませんが、極端にいうとそれらは=(イコール)として私には伝わってきました。エゴでないことを祈ります・・・。 もしかしたら・・・ようこは老後も楽園で一頭のんびり、ではなく最後までぞうの国で仲間と一緒にいたい、と思っているかも・・・。


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